2015年4月26日日曜日

宇治・伏見を散策してきました。その1 萬福寺



4月18日(土)、会社の取引先の仲間が作っている「達遊会」というウォーキングの会で、京都の宇治・伏見に行ってきました。

自宅の大阪市福島の海老江駅からJR東西線で京橋下車、それから京阪電車に乗り換え中書島(ちゅうしょじま)駅で宇治線に乗り換え10分、ようやく集合場所の黄檗(おうばく)駅に到着しました。おうばく、って最初読めなかったっす。。。)
















駅の近くには、自衛隊の宇治駐屯地なんかがあったりして。















天気もサイコー!という事で午前10時、スタート。





















歩いて5分。最初の目的地「黄檗山萬福寺」に到着。





















萬福寺は、1661年、今から354年前に中国福建省の僧、隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が、後水尾法皇や徳川4代将軍・家綱の尊祟を得て開創されました。

萬福寺の歴史>>萬福寺ホームページ















ここから入館料。はいります。















日本で言う禅宗とは臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の3つの分けられているそうですが、この萬福寺は、その3大禅宗のうちの「黄檗宗」の大本山。

この隠元禅師が日本に「いんげん(隠元)豆」や「スイカ」をもたらしたそうです。

天王殿(てんのうでん)―中国寺院では一般的に玄関として見られるお堂。弥勒菩薩(布袋)の他、四天王、韋駄天が祀られている。


さて、お堂(天王殿)に入ってみると、真ん中にどーんと、


布袋さん(弥勒菩薩)
























布袋さんの左右に四天王が。

多聞天





















広目天





















増長天


持国天




布袋さんの背中合わせに韋駄天。早そう。しかもかっこいいわ!最近の仏像ブームは、このイケメンが間違いなく火付け役でしょう。























萬福寺の本堂「大雄宝殿」は、日本で唯一チーク材を使った歴史的建造物です。

中はこんな風。


本尊は釈迦牟尼佛で、両脇侍は釈葉、阿難の二尊者。(写真に撮ってごめんなさいね。)
そして両脇に十八羅漢像
・・・・・・と説明をしていますが、わたくし、このへんの歴史にも全く疎いので、そのありがたさ、重大さがよくわかりません。。。。

ただし、仏像は意味がわからなくても美しいです。特に顔の表情を眺めていると、

「松本さん、あなた相当なワルですね。。。なんでも知ってますよ。」


と見透かされてるみたいで、心が痛みます。。
雲版

雲の形をした法具。お堂へきなさ~い、という時に鳴らすものです。雲は雨を降らすことから恵みの象徴としての意味と、火事や損害を防ぐものとしての意味があるそうです。

開版(かいぱん)
斉堂前にある魚板で、時を告げる法具。木魚の原型になっているといわれています。
とまあこんなふうに紹介していたらきりがないので、あとは写真グラフということで。
今回、一緒に回る仲間の中には、ご朱印帳を持参している人もいました。

※参考リンク ご朱印帳とは? >>>ご朱印帳集めガイド

うわっ、何冊も。。いっぱい持ってますね~。全国各地のお寺を巡っているんでしょうね。ご朱印は記念スタンプと違って、一つ一つ同じものはなくて、ご本尊やご神体の分身といえるもの。きっとご利益もあるでしょうね。ワタシもこれから始めようかな~。ちょっと真剣に悩みましたけど、今回は見送りました。なにせ心構えがないので、ちょっと良く勉強してみます。

さて、パート1はこれくらいに。次回に続きます。














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