三室戸寺を後にし、またてくてく歩きます。歩く道すがらに通る民家の家々には、春の花が咲き誇っていてこれまたきれいです。
歩いていると、何やら石碑が。
宇治市指定文化財の「線刻阿弥陀三尊仏」と書かれています。(別名をかげろう石)
高さが206㎝の自然石碑には彫刻の仏が刻まれています。阿弥陀三尊の来迎が描かれています。
ちょっと写真では見づらいですが正面には阿弥陀如来。
そして左側面には勢至菩薩と十二単衣をまとった女性像が、
右側面には観音菩薩がそれぞれ描かれています。平安時代のものと言われていて、日本最古の石碑だそうです。
さきほどの石碑からすぐ近くには、「蜻蛉之古蹟(かげろうのこせき)」。「源氏物語第52帖宇治十帖」に描かれた舞台になった場所だそうです。
それにしても、ちょっと歩いただけで、日本の歴史がごろごろ転がっていますね~。
そしてようやく大通り。ここでお昼タイムとなりました。
まじかに見る宇治川。想像していたより流れが速い。
さて、そろそろ昼食にしましょうか。
>>その4に続く
宇治・伏見を散策してきました~その3 三室戸寺 から 宇治川
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