今回の達遊会(2015年7月26日)は、京都府南端の丘陵地「当尾(とうの)の里」と、生駒を訪ねる旅。
集合は、近鉄奈良駅の近くのバス停留所。
今回の参加は、前回よりやや少ない人数ですが、いつもの常連さんが多いですわ。9時11分のバスに乗って20分ちょっとで・・・
目的地に着きました。
浄瑠璃寺前です。
朝でも結構夏の日差しがガンガン襲ってくる中、目的地まで歩きます。
歩いて10分。
浄瑠璃寺山門に到着しました。
くぐった先に池が広がってました。
国宝の三重塔です。
ここには東方浄瑠璃浄土の教主・薬師如来(重要文化財・秘仏)がまつられています。
毎月8日に開扉します、と書いてますので今日は中を見ることはできませんでした。
三重塔から一得線上の先に見えるのが本堂。そこには西方極楽浄土の教主・阿弥陀如来が祭られており、両脇に持国天立像と増長天立像(いずれも国宝)も祭られており、国宝だらけ。本堂で話を聞かせて頂きました。
簡単に言うと、三重塔の薬師如来は東方浄瑠璃世界つまり現世の苦しみを取り除く仏、本堂の阿弥陀如来は西方極楽浄土の仏で、真ん中の池を挟んで東に薬師如来、西に阿弥陀如来が一直線上に設置されており、現世と来世が表現されているとの事でした。
瑠璃寺の所在する地区は当尾(とうの)の里と呼ばれ、付近には当尾石仏群と呼ばれる、鎌倉時代にさかのぼる石仏、石塔などが点在しています。
これから当野の里を巡ります。(続く)
>>オトナの遠足~達遊会 当尾の里石仏群巡り②
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