広島市中区千田町で定期的に開催されている「千田わっしょい祭」に行ってきました。
>>千田わっしょい祭りのフェイスブック公式ページ
場所はココ。東千田公園です。
知っての通り、以前この場所には広島大学がどーんとありました。今は移転して本当にさびしくなってしまった地区です。
会場に到着したのは、午前9時頃と、朝早く行ったんですが、もう人がたくさん来てました。
広い公園の会場には、フリーマーケットのテントがたくさん並んでいます。
ただ、まだ朝早いので、準備中というところも多いですね。
とはいえ、出店数も多くて、あんなものからこんなものまでたくさんの商品が並べられていました。
ステージでは、歌や踊りなどのパフォーマンスが繰り広げられています。
千田わっしょい祭は、広島大学跡地の有効活用を目的に始まったイベントで、今回で274回を数えます。ステージや屋台、フリマなどが毎回開催され、この地域では最も息長く続く祭りとして、地域にも定着をしています。(左に赤いTシャツ着ている人が主催者の山根さんです。)
おおおっ、誰かと思えば、太郎ちゃん。気持ちよさそうですねえ。太郎ちゃんを見ると幸せが訪れるという、広島の都市伝説、みなさん知っています?今日はラッキーな一日となりそうです。
それにしても太郎ちゃん、相変わらず衣装が「歩くフリマ」ですわ。
さて、今日、ワタシがこのわっしょい祭にきた理由は、フリマの出店を一日体験するために来たのです。
以前このブログで取材した、広島市西区のリサイクルショップ「なるみや」さん。
>>リサイクルショップ「なるみや」
そのなるみやさんが、このわっしょいに出店するという事を聞き、それじゃあ、手伝います!ということで、今日はなるみやさんのお手伝いに来ました。(もちろん完全なボランティアです)
到着しました。ここがブースです。奥にいるのがオーナーの沖野さん。そして手前で作業しているのが娘さん。ここは衣服のブースですが、その隣には沖野さんのご主人が、骨董品などのブースを出しています。私は、そのご主人のブースを中心にお手伝いをしました。
さてそのご主人のほうのブースですが、まあ、かなりの商品が並べられています。
しかし、商品をトラックから降ろしたばかりの状態のようで、早速店頭への商品展示のお手伝いから始めました。
コンテナケースに陶器類がたくさん。値札がついていますが、ついてない商品もたくさんありますね。
そう広くはないスペースなので、コンパクトに置かないと。シロウトなので、どうやったらいいかなんてよくわかりませんが、ガラスのグラスなどはなるべくまとめるように配置していきました。
それにしてもこれ何?というものもたくさん。
これはご主人?
「アルマジロのはく製です。」
へええ。。。なんでもご主人はこういった動物(絶滅危惧種とか)ものを取扱いできる免許も持っているそうです。
値がはりそうなカメラや時計、ライターも並んでいきます。
サイズが大きいものをテーブルに乗せると小さいものが乗せられないので、地面に配置しました。
お客さんが通るすぐ近くには、なんだかよくわからないものを配置。おやっ?と思ってくれるでしょうかねえ。
さらにドーナツ盤のレコード。インパクト重視のため、数あるジャケットの中から北島のサブちゃんを目立つ位置にセレクト。
そしてだんだんと、お客さんをお迎えする準備が整ってきました。
沖野奥さんのほうも準備ができたようです。
この時点で9時半ごろ。開店です。
早速、お客さんが来店しました。陶器やカメラ、民芸品など幅広いラインアップなので、結構興味を持って訪れる人も多いはずです。
女性のお客さんも以外に多いです。
当たり前ですが、ワタシには値札がついているもの以外、値段がわからないので、全てご主人が接客しています。値付けですがフリマでは値引きが当たり前。そこは店主とお客の駆け引き。横でやりとり聞いているとなかなか面白いかったです。
一番驚いたのは、お客さんから商品への質問があった時に、すぐに答えていた事。これだけたくさんのジャンル、種類の商品があるので、それぞれについてある程度の知識がないとなかなか答えられません。
リサイクルショップをやっているだけに、ご主人が自信を持って質問に答えていたのは、やっぱり感心しました。
さて、奥さんの方の衣料品ブースも結構にぎわってました。奥さんによると、このわっしょいには何度も出店しているので、ある程度常連のお客さんがいるので、立ち寄ってくれる人も多いんです、という事でした。
さて、午前はお客さんが結構立ち寄ってくれました。売上もそこそこといった感じでしょうか。ワタシがあれこれ商品を並べたり補充したりしてるとお客さんが間違えて私に値段を聞いてくる人もいたのでヒヤヒヤでした。
だけど自ら陳列したこれ
↓ ↓ ↓
ファミコンのソフト。
主婦らしき年配のおばさんが、2つほど買ってくれました。
ふっふっっ。。。いい場所に置いたからなあ~。我ながらいい仕事ですね~。
・・・なんて、とそのおかげかどうかもわかりませんが、売れて嬉しかったですね~。
ご主人が言うには、購入するお客さんは、ただのシロウトではなく、業者(バイヤーとか同業者)が結構いるらしく、シロウトとという雰囲気を出しながら、実は・・・なんてことも。今のファミコンソフトも実はバイヤーさんの奥さんだということです。へーっという感じでしたね。
でも考えてみればそうかも。ここには出店者も多いので、他店でいいもの見つけたら買おう!なんてことも普通にあるでしょうね。写真の真ん中に手袋がありますが、これお買い得で2つで100円だったんです。どこかのおじさんそれを聞きつけて「これ全部くれ」と言ってまとめて買っていきました。しかも安く。
あの圧倒的なおじさんの迫力は、シロウトではありません。業者さんでしたね。
さて、時間も経っていき、お昼時間になりました。
「お昼ご飯どうしようかな~。」と考えていたら、沖野さんがこれどーぞと言って差し入れをしてくれました。
いやあ助かります!ありがとうございました。
さて午後ですが、実はお店は午後2時が終了の時間なんです。そのため、ご飯食べてしばらくしたらもう撤収、ということになります。
ステージでは、引き続きライブが。あっ、このバンドは山口から参加の「マウンテンマウス」。以前周防大島のイベントで見たことがあります。ご兄弟でしたかね、」このお二人。
太郎ちゃんは相変わらず寝てるし。
午後からは、お客さんもまばら。ご主人によると、フリマの勝負は午前中で、午後はさっぱり、という傾向だということです。
午後1時を過ぎると、もう撤収準備を始めるところも出ており、だんだんと店が少なくなってきます。(まだ1時なのに。)
だけど、それは当然のとこ。 早く終わるといっても早朝から準備しているので出店者にとってはもうまる1日働いた気分なのでしょう。
それに、撤収作業。
店を広げたら帰る時には全部仕舞って帰らなければいけないので、まだ大仕事が最後に残っているんですね。
というわけで、午後2時。他の店は早めに店じまいを始めたんですが、ギリギリまで店を広げ、時間ちょうどに撤収にかかりました。
しかし、ワタシは収納が苦手なので、この作業は正直しんどいですね。奥さんは「少々商品が売れてもケースのうち、何品か売れるので、ケースに隙間はできるけど、ケース自体はなくならないので、行きも帰りもケースの数はおんなじなので、楽じゃないんです」と。
確かにそうかもしれません。
さて、ワタシらも撤収にかかりました。
それにしても、この商品の量。これとひとつひとつまた元のケースに収納していくなんて、気が遠くなるような感じです。。。
主催者によると、公園のゲートが完全に閉まるのが、午後3時半、ということで大急ぎで、だけど慎重に箱詰めしていきます。
どの箱に何を詰めるか?ワタシはよくわからないのでもっぱら補助役。
さて、箱詰めをしながらも、トラックに少しづつ運びます。まずはテーブル。
収納次第では、入らない事もあるそうですが。ワタシにはとても無理。。。
積み込み作業は、プロにまかせて、詰めた箱をどんどん手渡していきました。
終了時間の3時半はちょっとすぎてしまいましたがこの後、無事積み込み完了しました。いやいやお疲れでした。
今日一日を通して感じたことは、販売するよりも店を開き、そして撤収する作業が最もたいへんな作業で、たいへんな重労働だなと痛感しました。
なるみやさんは、毎週末には、広島や山口で開催されるこういったイベントに参加しているそうで、山口県で開催の場合は、深夜の午前2時にトラックで出発するという、まさに気力、体力がないと続かない仕事だなあと思いました。
最後に、残念ながらサブちゃんレコードは売れませんでした。サブちゃんごめんなさい・・・。
だけどサブちゃんが売れなくても、本日の全部の売り上げは「まあまあ」という事でした。 出店料は軽く?クリアした模様です。 よかったよかった~。
また機会があったらお手伝いしようと思ってます。なるみやさんありがとうございました。
ちなみに「千田わっしょい祭」の次回開催は・・・
(終)
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